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はじめに

「感情が見えない」

これは、私が大学時代に女子から言われた一言です。

あまり自身のことを語ることもしないし、他人の話に共感してリアクションできるような素質もないため、冒頭の一言を言われてしまったのだと思います。

そんな私はバリバリの理系人間で、「数字は裏切らないから大好きだ」と思ってるような人間です。

ということもあり、国語は大の苦手教科で、「人の気持ちなんて分かんねえよ」と思ってさえいました。

しかし転機は訪れます。

それは、新卒で就職活動を始めたときでした。

もれなく私も自己分析なるものを始め、「自分は何がしたいのか」を突き詰めていくと、自分でも予想外の結論に至りました。

「人の心を動かすことがしたい」

国語が大の苦手で
「感情が見えない」とさえ言われた人間が
「人の心を動かすことがしたい」
と思ったのです。

思いも寄らない結論ではありましたが、妙にしっくりくる感じがあったのは嘘ではありません。

そうして私は、広告業界で仕事をしようと決意しました。

理系です。国語や英語よりは数学・物理の方が好きで得意でした。

ジャンルは問わず「メカニズム（仕組み）」が自分の好きな領域です。

数十人規模の広告制作会社で新卒入社。

大きな組織ではないため、一人ひとりが営業～制作まで守備範囲を広げる必要がありました。

始めの1年目は、電話！電話！！電話！！！！！な日々。自分で新規営業先を探さねば提案などできなかったのです。

マスメディアでの制作実績は無いので「誰もが知る広告」ではないにしても、「人の心を動かすことがしたい」ということは実現できました。

「代理店ではなく事業主サイドで仕事をしてみたい」と思い、転職。

自社サービスにひたすら向き合い、マーケティングの面白さと難しさを実感。

これまでの経験から、「分析したデータをもとに改善のアウトプットを出す」ということが自分の強みであることを理解。

そこに軸を起きながら、今は企業のマーケティング活動を支援するフリーランスマーケターとして働いています。

「あの広告に使われてたキャッチコピーってなんだっけ？」

「〇〇なキャッチコピーを探したい」

本サイトの目的は、こういったニーズに応えるためです。

キャッチコピーは、時代の変化とともに表現も変わっています。

…が、変わらないこともありますし、過去のキャッチコピーを見返せば今に生きることもたくさんあります。

過去のキャッチコピー、今のキャッチコピー、それらをまとめて検索できるサイト

そんなサイトにできるよう運営していきたいと思っています。